大阪の取材ライター醸工房


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ライターよもやま話

2.文章を寝かせる




私のセールスポイントの一つは、「迅速さ」です。

ピアノを習っていたからか、タイピング速度が速く、取材メモはノートパソコンでとります。

車酔いもしないので、帰宅途中の電車で編集し、家で第一回目の推敲。
一晩寝かせて再度推敲すれば、ほぼ原稿はできあがりです。

でも、多くの場合、あと2日は寝かせます。

もちろん、クライアントが急いでおられる場合はこの状態からあと2〜3度目を通して推敲し、納品することもあります。
しかし、そうでなければ別の仕事にとりかかり、その原稿は手元に置いたまま、一旦忘れます。
この「一旦忘れる」がとても大事。

なぜなら、特に1000文字以上の原稿の場合、1週間してから見直すと、あちらこちら直したくなってしまうものなんです。
まったく新たな気持ちで読み直すと、思わぬところで引っかかったりします。

だから本当は1週間寝かせてから再度推敲した方がいいんですが、原稿の締め切りは取材から数日後に設定されていることが多いので、2日寝かせて最終的な推敲をし、納品しています。

「1週間」の根拠は、「書いた原稿の内容を忘れるのに要する時間」。
つまり、1週間寝かすことで、「他人の目」で読めるというわけです。

原稿の流れや表現が頭に残っていると、いろいろなことを頭の中で補完できてしまうので、何度読み直しても、他者が読めば違和感を感じる表現に気づかないことが多いんですよ。

締め切りのあるプロのライターは、なかなか1週間寝かせるのは難しいのですが、たとえばブログを書いてらっしゃる方は、1週間前のブログを読み直して修正する習慣をつければ、よりクォリティの高いブログになると思います。

もし、時間がないときは、推敲の前に、

・一寝入りする
・風呂に入る
・20分程度の散歩をする

のいずれかを実行してみてください。

思考がリフレッシュされるので、新たな気分で文章を読み返せると思います。

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